ハーブウォーターメーカー（フローラルウォーターが作れる）

フローラルウォーターが高価なので、
こういった道具で手作りなさっている方もいるそうです。

本格的な水蒸気蒸留器だと高価なので、（５万円以上！）
コチラでしたら１万円弱ほどで購入可能。
私が本で見たのは陶器でできたインド製のものでしたが、
↑の写真のガラス製もオシャレでキレイ。
でもコレから精油はとれないみたいです。
フローラルウォーターだけ抽出したいという方にはオススメ。

前にこのブログで紹介した、
「手作りの化粧水と美肌パック」折出 恭子（著）に、
伝説の若返り水、ハンガリアンウォーターのレシピが掲載されていました。
何だかとっても惹かれるネーミング！
ハンガリアンウォーターって何？
気になったので調べてみました。

＊ハンガリアンウォーターとは
14世紀後半、ハンガリアー王妃エリザベートの体調を気遣って
修道院が献上した香水。
ローズマリーをふんだんに使った香水で、
「若返りのハーブ」と言われているそのハーブの効能で、
高齢だった王妃のアンチエイジング的なものとなったと言われている。

当時の正確なレシピは残されていませんが、
現在版ハンガリアンウォーターとして、
基本的なレシピは流出しているようです。
（詳細は↑の本をご参照）

手作りの化粧水と美肌パック 折出 恭子 成美堂出版 おすすめ平均： ドライハーブやフローラルウォーターが嬉しい♪ 化粧品会社の誘惑を断ち切ってくれた本 よかった

「手作りの化粧水と美肌パック」折出 恭子（著）
成美堂出版

これはいい！
レシピが非常に豊富でわかりやすい解説＆イラスト付きでオールカラー。
これで￥ 1,050 （税込）は安い！
今まで読んだ化粧水本には載っていなかった、
フローラルウォーターの作り方（ハーブウォーターメーカー）や、
ヒアルロン酸化粧水の作り方（卵のうす皮と昆布から作る）や、
レジン（樹脂）化粧水の作り方まで載っています。
材料が購入できるショップリストには、
そのショップのオススメポイントまで書いてあるのが嬉しいです。
初心者から、ちょっと手馴れてきた中級レベルの方にも
いい刺激や情報収集に役立つ本です。

身近にある食材やハーブなどで作れるレシピも豊富ですし、
「それじゃちょっと物足りない」という方には、
レジンやクレイなどのレシピがオススメ。
ボリューム感のある内容となっているので、
ちょっと立ち読み感覚で済ませてしまうには勿体無いかな。
今から手作り化粧水関連の本が欲しいという人には、
この本をオススメしたいと思います。
これ１冊でほぼ網羅できる内容となっています。

ひっさびさの更新です(^^;
前々から興味のあったキサンタンガムとベタインを、
「マンディムーン」で購入しました！
マンディムーンさんのいい所は、種類が豊富でメール便対応可能な所ですね。
少量の粉末ものでしたら、２つくらいはメール便でＯＫでした。
（送料80円！）
ナチュラルでオシャレなデザインの封筒とラベルが貼ってあります。
やっぱりコスメ関連って、梱包もオシャレですね。
初めて購入したのでちょっと感動(笑)
対応もとてもすばやかったです！
メール便でしたが、注文して３日ほどで届きました。

で、まずは初めにキサンタンガムで美容ジェルを作ってみる事に！
キサンタンガムは耳かき２～３杯くらいでも
プルプルになるそうなので、
最初は50ccに耳かき２杯ほど入れてみました。
面倒くさがりの私は、化粧水もまとめて作って冷凍保存するのですが、
今回も面倒くさかったので、冷凍化粧水を解凍したもので作りました。
本当はお湯から混ぜたほうが混ざりやすいそうなのですが、
冷水状態でも大丈夫でした。
（翌日にはキレイに混ざってました）
トロミがあるので皮膚になじみやすいし、なんと言っても塗りやすい！
化粧水だとサラサラの水状態なので、
手のひらにのせた場合にボトボトこぼしやすかったりするんですが、
（私はコットンは使いません）
ジェル状だとそれが無いので使いやすい！肌にのりやすい！
ボディにも化粧水使ってるって人は、絶対ジェルの方がオススメです。
塗りにくい背中なんかにもキレイになじみます。

こころなしか、キサンタンガム入りの方がしっとり感があります。
もともとはでん粉などの糖質が原料だから、
糖分＝保湿って事なのかな？？？

夏場はクリームを塗らない派なので、
（オイリー肌なので、汗をかく時期はどうしても気持ち悪くてダメなんです）
ジェル化粧水はピッタリかもです！

「マンディムーン」さん以外のお取り寄せ先はコチラ。

「素肌にやさしい手づくり化粧品」境野 米子（著）

身近にある材料で、とことん天然素材にこだわりたい！
と、いう方にオススメ。
コストをかけずに色々な化粧水が作れます。
こちらの化粧水レシピのいい所は、ほぼ身の回りにあるもので作れる所。
（ドライハーブやお茶の葉、野菜など）
これを読んでいると「こんなものも使えるんだ」と、感心してしまいます。
カブの葉も使えるなんて、これ読んだら勿体無くて捨てられませんね(笑)

あと、化粧水レシピの利点は、
時間をかけずに、２ヶ月ほど保存可能なものが作れる所。
ドライハーブから作る方法ですと、
ハーブティーか、チンキ抽出メインなんですが、
ハーブティーだとハーブを大量に使うし、１週間ほどしかもたない。
チンキだと原液は１年くらいもつけど、作るのに手間がかかる…
といったマイナス部分があるのですが、
そのマイナス部分を両方解消してくれる方法です。
その方法は、１ｇほどのドライハーブを15ccのアルコールに一晩つけ、
精製水100ccで薄めるだけ。（＋グリセリン）
アルコール使用なので、２ヶ月ほど保存可能です。
チンキできるまで待てない！ドライハーブがそんなに無い！
という時にはうってつけですよね。
カモミールで作ってみましたが、なかなか良かったですよ(^-^)

あとは乳液の作り方なんかも面白いです。
他のレシピ本だと、油と水を中和させるために
界面活性剤を入れているものが主なのですが、
こちらはグリセリンとオイルと水だけという実にシンプルなもの！
界面活性剤たるものがないので使うたびに混ぜないといけないのですが、
安心して使えそうです。

栽培中のヘチマから、ヘチマ水を採取する方法も掲載されています。
どのレシピも基本は簡単で安心！
ハーブやレシピの効能が詳しく書いてあれば、
もっと良かったのですが、
それは他の著書なんかで勉強すればいいかな？

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手作りコスメも作り＆使い始めてだいぶ経ってきたので、
結果報告！

＊手作り化粧品＆石けんを使用し続けて改善された点

1.低コストなのでお金がかからない！
・ハーブティー化粧水(100ml)の場合
ハーブ5g（自宅栽培なのでタダ）＋
グリセリン3ml（グリセリンP 100ml 298円）約9円＋
精製水(500ml 69円）＝13.8円
＝22.8円！

・チンキ抽出化粧水（100ml）の場合
ハーブ抽出液　20ml
ハーブ10g（自宅栽培なのでタダ）＋
(チンキ200ml作成当たりホワイトリカー約111・1円）
約11円＋
グリセリン3ml（グリセリンP 100ml 298円）=約9円＋
精製水(500ml 69円）=13.8円
＝33.8円！
＊ハーブティーよりコスト高だが、
ドライハーブを使う量はグっと減る。

・フェイスクリーム（約30ml）の場合
オリーブオイル（500ml約500円）30ml＝30円＋
ミツロウ（20g 約500円）5g＝125円＋
精製水15ml（(500ml 69円）＝約2円
＝香りなどのオプション無しで、約157円！

・手作り石けん（牛乳パック1本分、石けん約10個分）
オリーブオイル500ml＝約480円
精製水 180cc(500ml 69円）=約24円
苛性ソーダ 56g（450g 380円）=約48円
＝オプション無しで552円（1個当たり約55円）

2.肌質改善！
・自分で作っているので、安心してバシャバシャ使える。
・即効性はないが、じわじわ効いている感じ。
・以前は洗顔後は薄皮ずるむけ状態だったが、
　それが今は全然ありません。
・水分をたっぷり含んだせいか、肌はモッチリ。
・毛穴もだいぶ小さくなったような…
・肌色もよくなりました。赤ら顔改善！
・ニキビもすっかり劇減！クリーム塗っても怖くない！
・使い始めは角質が顔に残ってザラついたが、
　今思えば、市販のものはそれだけ角質バンバンとってたんだな。
・今では角質もゆっくり剥がれ落ちたせいか、
　キレイになりました。

3.石けんシャンプーの良さに目覚めました！
・頭皮の油がしっかり落ちます。
・お酢のリンスだとサラサラです。
　市販のリンス使用後のもったり感無し！
・すすぎが楽です。
　市販シャンプーはやたら泡ばかり立って、
　泡切れがあんまり良くない気がします。
　石けんだとすすぎの回数が減りました。
・バサバサ乾燥気味だった髪がサラサラに。
　静電気も起こりません。

4.作るのが楽しい！
・基本の作り方を覚えると、
　オプションを考えるのがまた楽しい。
・自分好みの香りが楽しめます。
・何より安心感があります。
　自作だったら何が入っているのかわかるし。

＊逆に、手作り化粧品＆石けんでマイナスな点

1.やっぱり手間がかかります。
・石けんは作るのやっぱり大変！
・ドライハーブは全て自宅の庭園のものを使用。
　ハーブの管理は勿論、洗って乾かすのも手間。　
　特にバラは大変でした。
　花がとれる時期は梅雨どきで乾かすのも大変。
　落ちた花びらは3回ほど洗わないとゴミ＆虫が！

2.ネットでないと手に入らない材料もある。
・ベタイン、精油なんかはネットじゃないと…
・欲が出ると、高度な材料＆道具が欲しくなる。
・材料をきらさないように管理するのが大変。
・苛性ソーダ買うのもちょっと手間がかかりますよね。
　（扱いも大変ですし）

3.作るのに時間がかかるものもある。
・石けんは完成まで、１ヶ月かかります。
・チンキは3週間から2ヶ月かかります。
・ハーブによっては期間限定のものもあるので、
　（バラなど）短期集中で作らないといけない。

4.手作りなので、保存期間が短くて管理も面倒。
・石けんは放っておくと酸化します。
　（冷蔵庫管理がベスト）
・化粧水は冷蔵庫で１週間が限度。
　（アルコール入りはもっともつ）
・旅行なんかの時に大変。
　（保存剤入れないとやっぱりダメ？）
・チンキを置く場所も何気に大変。
　場所とるし、1年もつなら1年分作っちゃうし…

・・・と、いう感じでしょうか？
やっぱり肌質改善！が一番大きいですね。
もう市販のものは使えません(^^;
これからもどんどん手作りしたいと思います！！

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お酢をハーブ漬けにして作る、ハーブビネガーを作ってみました。

＊材料
ドライハーブ　10g
リンゴ酢（アップルビネガー）200ml

＊作り方
1.煮沸消毒したガラス容器に、ドライハーブを入れ、
　リンゴ酢につける。
2.１週間ほどつけこむ。（１日１回振る）
3.茶漉し、キッチンペーパーなどでこす。

3～6ヶ月保存可能です。

＊感想
バラのドライハーブを使ったので、赤い色素が出てとてもキレイ。
でもお酢のにおいの方がどうしてもきつく、
バラの香りはみじんも感じませんでした。
使い心地も変化なし。
ちょ～っとお酢のにおいが薄くなったかな？という感じです。
使っていくうちにハーブの効能がじわじわ出てくるかもしれませんが、
今のところ、色だけ目でリッチに楽しめるって感じ。
お酢じゃなくて、クエン酸使った方がいいかもしれませんね。
何か勿体ない感じがしました(^^;

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＊キサンタンガム

でん粉などの糖質を原料として、
酸素の多い環境で発酵させることによって得られる粘性のある天然多糖類｡

主に、乳液や美容液などに使用されます。
混ぜる際にダマになりやすいので、
よく振り混ぜるか、ラップをして15-20分程置くといいそうです。
0.2-1gと微量で、約100mlのジェルが作れるので、かなりお得。
「生活の木」で、5gあたり500円ほど。
出来上がったジェルは冷蔵庫で保管し、1週間以内に使い切る。

楽天市場からお取り寄せ可能です。

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＊美容ジェルの作り方

抽出エキスから作る、美容ジェルです。
抽出エキスの作り方はコチラ。
古後 匡子さんの、
「極上レシピ集 手作りコスメと入浴剤―植物の力で「美肌」を取り戻す」
を、参照させて頂きました。

＊材料（30mlを作る場合）
抽出原液　6ml
精製水　24ml
キサンタンガム　0.3g

＊作り方
1.精製水をビーカーに入れ、弱火で湯せんする。
2.精製水が50度くらいになるよう、温度計でチェック。
3.精製水が温まったら、原液を加え、ガラス棒などで混ぜる。
4.キサンタンガムを加え、よく混ぜる。
5.ある程度混ざったら、保存容器に移す。
6.フタをした5分ほど振り混ぜ、
　ダマが残ってもそのまま時間を置いて、時々振り混ぜる。

＊ポイント
保存容器は振り混ぜやすいよう、大きめのものがいい。
キサンタンガムをキレイに溶かすには、時間を置くこと。
ダマが残っていても時間の間隔を置き、
何回か振り混ぜれば必ず溶ける。

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ベタイン

サトウダイコンから抽出された天然保湿剤。
粉末で、グラニュー糖によく似ている。
グリセリンなみの保湿力を持つが、ベタつきがなく、
肌をしっとりさせる。
キューティクル保護作用があるので、
特に業務用のパーマ剤にはかなりの確率で配合されている。
刺激がほとんどなく、水に溶ける。
手作り化粧水の保湿剤としてよく使われる。
精製水30mlに対して、ベタイン小さじ１/2～1で作れる。
楽天市場からもお取り寄せ可能。

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