オリーブオイル

料理にも使われるので、一番ポピュラーで手に入れやすいオイル。
オレイン酸を非常に多く含み、
クリームや石けん作りに向いています。

前田京子さんの本によると、
手作り石けんに使う場合は、
エキストラバージンオイルより、
ピュアオリーブオイルのものをおすすめしてます。

理由は、エキストラバージンオイルは
脱酸処理をしていないので酸化の度合いが高く、
不けん化物の中のクロロフィルのはたらきが加わり、
光酸化のスピードが速いのだそうです。
そうすると出来上がりの石けんも酸化しやすく、
茶色く変色するまでの時間が短いとの事。
（市販のオリーブオイルのように茶色く変色する。）

あとは、高価なエキストラバージンオイルを使っても、
それより安価なピュアオイルのものと使用感に大差が無い事。

だからといって、
エキストラバージンオイルを使っても問題はありません。

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グレープシードオイル

カワチ薬局のオイルコーナーにあったので、
「コレってキャリアオイルとしても使えるのでは？」と思い、
調べてみました。

＊日清「グレープシードオイル」460g　558円
チュラルグリーンの100%ピュアグレープシードオイルで、
コレステロールゼロで、必須脂肪酸のリノール酸約70%。

ワインを製造した際に残るブドウの種子を加熱圧搾して作られる油。
消化が良く、コレステロールをほとんど含んでいません。
低アレルギーで刺激も少なく、
軽くて皮膚になじみやすい使用感のため、
マッサージオイルの他に、
クリームや乳液の材料としてもよく使われています。

ただし、石けんにしようと、
するとリノール酸が60％以上なので、
単品ではうまく固まりにくい。
痛むのも早く、かなりドライな洗い心地になってしまう。

農薬が種に凝縮されて残ると考えられるため、
無農薬、有機栽培のぶどうから採取されたものがオススメ。

＊保存方法
冷暗所保存で未開封で10ヶ月、開封後は6ヶ月以内を目安に。

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キャリアオイルの保存方法と使用期限

直射日光、湿気を避けるため、
必ず色つきの“遮光できる瓶、容器”で保存。
（中には透明ボトルのものもあるので注意）
オイルによって保存期間が違うので、
ボトルに書いてある注意書きを参照に。

ホホバオイルゴールデン　開封後１年半
スウィートアーモンドオイル　開封後6ヶ月以内
アボカドオイル　開封後6ヶ月以内
マカデミアナッツオイル　開封後1年以内
（＊冷暗所で保存した場合）

変な臭いがしてきたら酸化している証拠なので、
早めに使いきる事。

マカダミアナッツオイル

人の皮脂に近いパルミトレイン酸を多く含むため浸透しやすく、
栄養価が非常に高いオイル。
パルミトレイン酸は皮膚の再生にいいので、
キズ、湿疹、日焼けで痛んだ肌にもいい。
シワやシミに効果あり。
日焼け止め効果もある。

高価なオイル。チープローズで100ml 500円。

ホホバオイル

肌の皮脂に似た成分なので肌によくなじみ、酸化しにくい。
他のオイルに比べ、長期保存が可能。