ひっさびさの更新です！
石鹸や化粧品は作り続けているのですが…
UPする時間がなかなかありません。
文字だけなら簡単なのですが、
写真をUPするのが面倒なのですよ…
落ち着きましたら、まとめてUPする予定です。

本日から新しく「角質培養」というカテゴリーを追加しました。
■角質培養とは？
お肌に負担をかけず、肌のキメが整うまでやさしいケアをする。
保湿はしっかりと！

私はかれこれ１年くらい手作り石鹸と化粧水を使っているのですが、
これでも肌がだいぶ改善されました！
（肌がもっちりした、ニキビ完全に無くなった、毛穴めだたなくなった等。）
でも…鼻と頬の毛穴は完全に消えなかったのですね。
「かなりやさしくケアしているつもりなのに…」と、思っていた所、
2009年12月09日放送された「ためしてガッテン！」（NHK総合）
「あなたのシミ消します！冬の美肌復活大作戦」を観て、
目からウロコ状態になったのです。

番組の内容を簡単に説明すれば、
「実はそのシミ対策としておこなっているスキンケア自体に、
シミの原因が隠されていたんです。
それは「摩擦」です。」
というもの。
シミ対策の為、顔にクリームや化粧水を塗ったりしている行為が、
実は炎症が原因でできるシミを発生しやすくしていた！
ここで勘違いして頂かないで欲しいのは、
クリームや化粧水を塗るスキンケアがいけないのではなく、
顔にこすってつけてはいけないという事！
当然、洗顔もゴシゴシ洗いはNG。
番組では、肌にやさしい洗顔方法が紹介されていました。
それは、「とにかく泡モッコリで、顔を絶対こすらない事！」

前置きが長くなりましたが、
この洗顔方法にしたら、角質があきらかに顔にたまっていったのですね。
手作り石鹸だし、自分ではかなり泡洗顔していたつもりだったのですが、
それでも角質を無理にはがすほど、自分は強く洗ってしまっていたのだなー
と、反省しました。
（手作り石鹸は、市販のものより泡立ちが悪いので、
気をつけないとゴシゴシ洗いになってしまって…。
泡立てネット必須です！）

角質培養中に起きるという、
「白いモヤのようなカサブタ」ができ始めた時、
「これは角質が大事に育ってきているのでは？」と、思いました。

以後、時間があれば、角質培養の様子をルポしていこうと思います。

牛乳石けん♪良い石けん～♪
ソーバーとしては一度は作ってみたい牛乳石けん！
カット＆スタンプ終了後、使用感も更新しました。
さて、その使い心地は・・・

▼つづきはこちら

「シンプルスキンケア」前田京子（著）飛鳥新社

手作り石けんの女史としても有名な、前田京子さんのスキンケア本です。
さすが前田さん、期待以上の素晴らしい内容と構成！
今まで読んできたスキンケア本とは全く違います。

通常のスキンケア本だと、レシピと効能がわかりやすく書いてあるのが主ですが、
こちらの本はそれをもっと深く追求した内容となっています。
構成的には、過去に出された「オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る」
に似ています。
オリーブ石けんの本はまず初心者向けの簡単なレシピがあって、
後に自分でカスタマイズできる石けんが作れる構成ですが、
こちらはレシピ自体はすべてシンプルでありながら、
最終的には自分の肌にあった化粧品を作るのが目的という内容になっています。
まず肌質にあう物を作るには、
化粧品の材料（つまりオイル）について知らなければ話になりませんよね？
それをまずテキストでお勉強してから、
じゃあ自分好みの化粧品を作りましょう！といった感じです。
その材料や肌に必要な成分についての説明が細かくてわかりやすい！
でもあまりに長いので、最初はちょっと飽きてきます(笑)
教科書を読んでいるような感じです。
手作り化粧品についてとことん勉強したい人には最良な本。
でも、とりあえずとっとと作りたいというせっかちな人には勿体ない本です。
レシピだけを拾って読むという手もありますが、
それではこの本の醍醐味を無視しているようなものです。
時間のある時にゆっくり読むといいかもしれません。
せわしない時に読むにはちょっと大変カモです。

レシピについてですが、本当にシンプル！
ほとんどが精油を使ったレシピです。
チンキやインフューズドオイルについては全く書いてありません。
新鮮だったのは、クリームの作り方！
通常ならミツロウを使うのですが、前田さんはミツロウは一切使用していません。
（理由は著書に書いてあります。）
ミツロウの代わりに、シアバターやマンゴバターを使っています。
クリームよりもっと簡単な美容オイルのレシピもあります。
実際作ってみましたが、とても良かったです。
これならミツロウ入りのクリーム、いらないかも(笑)

あとは簡単なフローラルウォーターの作り方も掲載されています。
これも実際作ってみましたが、使い心地は本当に素晴らしいです。
ローズウォーターを作ったのですが、柔らかなバラの香りに包まれて、
肌にもマイルドで優しく潤います。
チンキ化粧品よりずっといい！！クセになりそうです(笑)

自分流のシンプルな化粧品を作れる教科書的な本です。

金木犀（キンモクセイ）石けん（キャスティールベース＋ミリスチン酸）

本日スタンプ押しました！（スタンプ後の記事、再々更新です！）
スタンプ後の写真も追加しました。

石けん作りは春と秋が適しているそうですが、
温度管理気にしないで作れるからやっぱりいいですね！
なので、最近石けん作りまくり(笑)
キンモクセイが香る時期。
キンモクセイをインフューズドオイルした石けんを作ってみました！
（詳細とレシピは「続き」から）

▼つづきはこちら

「手作りの石けんと化粧品　ハーブや精油の香りが楽しめる」　佐々木薫(著)

これだけの内容をよくバランス良くまとめたな～と、
関心してしまいました。
手作り石けん、化粧水、クリーム、入浴剤、ヘアカラーetc…
とりあえず浅く広く知りたいという方にはいいんじゃないでしょうか？
浅く広くというと言い方が悪いみたいですが、
基本的な所はしっかり押さえてあるので、初心者でもオススメです。

手作り石けんを作る時、
苛性ソーダを測る入れ物に紙コップを使用しているのですが、
コレもナイスアイディア！
紙コップの先をつまめば、精製水の容器に簡単に入れられますし。
下手な容器で測って入れるよりよっぽど経済的で楽！
このやり方も、この本を参考にしました。
ただ、レシピやオプションに関しては資料が少ないので、
他の専門誌を参考にした方がいいかも。

写真や挿絵にもムダが無くて見やすい構成になっています。
どのページにもムダが無いという感じ！

「手作り化粧品の本って種類が多すぎてどれ買えばいいの？」
と、いう方にはコチラをオススメしたいです。
この本をまず読んで、自分がもっと知りたい項目（石けんとか）が出来たら、
他の本を買う…というふうに利用されてもいいと思います。
ひととおりのジャンルをまとめた、という中ではこの本が一番良かったです。

ラベンダーとローズマリーのシャンプーバー（アレンジ）

「マルセイユ石けん」で髪を洗った感動が忘れられなくて、
自分でも作ってみる事に！
でもマルセイユって…確かに泡立ちいいけど、
髪を洗うときにはやっぱり泡が足りない！
（頭皮の油が多いんです(^^;
なので基本マルセイユなのですが、
更に泡立ちをよくすると言われている「ひまし油」を足すことに！

▼つづきはこちら

＊キャノーラ油（廃油）と牛脂の石けん
（オリジナルレシピ）

以前に作ったコチラの石けんが解禁日を迎えたので、
その感想もＵＰしました。

石けんを作るようになってから、洗濯（部分洗い用）と台所の洗剤も、
廃油石けんを使うようになりました。
ただ、キャノーラ油だけだと
「溶け崩れやすくて使いにくい」と不評だったので、
牛脂を入れて作ってみました。

＊材料
キャノーラ油（廃油）　80g
牛脂　80g
精製水　56cc
苛性ソーダ　21g

＊作り方は通常の手作り石けんと同じなので割愛。
掃除用なので、ディスカウントは5%にしました。
キャノーラ油だけの時もトレース早かったのですが、
今回もトレース早かった！
20分混ぜて1～2分ほど置いただけなのに、
もうカスタードクリーム状になっていました。
今度の石けんは硬くてしまった石けんだといいのですが…
ちなみに分量が少ないのは、
牛脂の量がコレしかなかったからです(笑)
本当はもっと量多めに作りたかった。
手間は一緒ですからね(^^;

＊解禁日後の使用感＊
やっぱり牛脂半分は多かったー！＞＜
固さはグゥ～なのですが、キッチン用としては…使いにくいです。
私の場合、キッチン用は固形石けんをお湯で薄めた
「なんちゃってリキッドソープ」にしてるのですが、
牛脂は融点が高いので、しばらくすると…固まる！
どーしてもキッチン用にするのであれば、
溶かしたリキッドソープを湯銭、
食器を洗い流す時もお湯で…という感じです。
トホホ…
泡立ちはまぁまぁいいです。
ただ、洗濯の部分洗い用に使ってみた母が、
「以前使ったキャノーラ100%の方が泡立ちが良かった気がする」
と、言ってたんですね。
確かにキャラノーラ100%は泡立ちが良かったんですが、
やわらかくて溶け崩れやすいんですよ！
（でもちゃんと使えます♪）
その為に牛脂入れてみたのですが…
うーん、せめて20％ぐらいにしとけば良かったか？
今後の課題です！
いつかミリスチン酸入りのキャノーラ石けんも、作ってみたいです。

同じソープ友達から頂いた石けんです♪

＊前田さんのオリーブ石けん（しっとりタイプ）。
オプションはローズマリーパウダー大さじ１杯を入れたもの。

ローズマリーパウダー入りなので、スパイスの入ったチーズみたいです(笑)
熟成するとパウダーの香りはしませんが、
泡立てて使う時に、ほんのり香ります。

＊肌の使用感
オプション無しのオリーブ石けんとの差は感じませんでしたが、
パウダー入りのせいか、少し肌の角質が落ちているような？
細かいパウダーが、スクラブ効果になっていたかもしれません。
私が自分で作ったオリーブは「さっぱりタイプ」なのですが、
コチラの「しっとりタイプ」との差はほとんど感じませんでした。

で、ココからは自作オリーブ石けんが熟成五ヶ月目を迎えたので、
その使用感です。

＊熟成五ヶ月目のオリーブ石けん。
やっぱり泡立ちがいい！
しまってきたせいか、溶け崩れもしにくくなりました。
今、同じソープケースに、オリーブとマルセイユを一緒に入れているのですが、
解禁日１～２ヶ月目のマルセイユと固さ＆溶け崩れにくさは同じ位だと思います。
肌への使用感は…正直いってあまりわかりません(^^;
私の場合、肌より髪の方が使用感がわかりやすいので、
（乾燥毛のくせっ毛で量も多い！）髪も洗ってみたのですが、
しまって固くなったせいか、キャスティール石けん独特の
ネバ～と糸をひくアレがありません！
髪も洗いやすくて、正直髪を洗うときは、
２ヶ月目のマルセイユより泡立ちがよくて
洗いやすかった！
でも……オリーブは髪がきしむんです…マルセイユに比べて(T_T)
マルセイユはシャンプーバー向きと言われているのも納得！
翌日には髪がしっとりツヤツヤにまとまっているんです♪
オリーブはいくら熟成させても、シャンプーバー向きじゃないのかなぁ…
マルセイユの使用感が大好きになったのですが、
欲を言えば、髪を洗ったときにもう少し泡立ちが欲しい。
私の頭皮の油が多いせいか、泡がすぐシュワシュワ～と無くなってしまうんです。
…マルセイユも熟成長くすれば泡立ち良くなるのか？
今後は自分の髪用に、
ひまし油をプラスしたシャンプーバーを作ってみようと思います。
後日ＵＰの予定です。

手作り化粧水を入れるのに、
今まではジャムの空瓶などを利用していました。
でもフタが金属製のせいか、
使っていくうちにサビができたり、
そこからカビが発生なんて事があったので、
フタも全部ガラス製のものをずーっと探していました。

オンラインショップでもなかなかいいのが無い～
どうしよ～と思ってたら！
100円ショップシルクで発見！（店舗情報はコチラ）
ダイソーには置いてないようなものもあるのが
シルクの魅力なのですが、
コレはまさにメディカルボトルそのもの！
いい買い物できた～♪

ただソコはやはり100円なので、
煮沸消毒している最中に割れたらどうしよ～
なんて不安もあるのですが、
とりあえず使ってみます。
使用感想などは、また後日レポします。

ヒアルロン酸化粧水の作り方

「手作りの化粧水と美肌パック」折出 恭子（著）参照。

＊材料（原液化粧水約３回分）
生卵のカラ　10個分
乾燥昆布　４～５cm
ホワイトリカー（35度）　3/4カップ（150ml)

＊化粧水
↑の原液　大さじ３
精製水　1/2カップ前後
グリセリン　小さじ１～２
クエン酸　耳かき１

＊作り方
1.生卵のカラを水につけ、うす皮をはがす。
2.ザルなどで乾燥させる。
3.昆布とうす皮をハサミで小さく切る。
4.フタ付きのガラス瓶に入れ、ホワイトリカーを注ぐ。
5.冷蔵庫に入れて、時々振りながら１週間つける。
6.できた原液から化粧水を作る。（原液保存は冷蔵庫で４ヶ月）

＊ポイント
原液のうす皮と昆布はそのままつけておき、
最後は茶漉しでこして使う。
グリセリンは肌の調子や好みで調整する。
卵の皮は必ず生のものを。ゆでたものは有効成分が失われる。

＊オプション
クチナシの実（実を2、3等分して一緒につける。キレイな黄色に。
紫外線をカットし、美白に◎。）

ヒース（ドライハーブのものを使用。大さじ１～２を一緒につける。
シミ、ソバカス予防に。）

ハイビスカス（収れん、美白効果。細かく刻んで小さじ１ほどつける。
赤い綺麗な原液になる。）